
2025年4月13日から始まる大阪・関西万博。楽しそうなイベントのはずが、最近はトイレの話で盛り上がっています。「2億円もするトイレ」や「女性用トイレが足りない」といった問題が話題に。今回は、これって何?という疑問を簡単にまとめてみました。
1. 「2億円トイレ」って何のこと?
万博の会場には約40カ所のトイレができる予定。その中の8カ所は、若い建築家がデザインしたオシャレなトイレです。でも、問題はそのお金。大きいトイレ2カ所が、作るのも壊すのも合わせて1カ所2億円かかると聞いて、みんなビックリ。「高すぎる!」「税金のムダじゃない?」とSNSで大騒ぎになり、「2億円トイレ」と呼ばれるようになりました。
でも万博側は「そんなに高くないよ」と言います。普通の公衆トイレと比べても、1平米(畳2枚くらいの広さ)あたりの値段は同じくらいか少し安いくらいだと説明。これ、便器が50~60個もある大きなトイレだから、お金がかかるのは仕方ない部分もあるみたいです。ただ、万博全体のお金が予定より増えていることもあって、「本当に必要なの?」と疑問に思う人も多いです。最近、完成したトイレの写真がXに出てきて、「仮設トイレみたい」「海の家のトイレみたい」とガッカリする声も出ています。
2. 女性用トイレが足りない問題
もう一つ話題なのが、工事現場で働く女性のトイレ問題。大阪府に「現場に男性用トイレしかない」「11時間トイレに行けない」「寒い中で我慢するのがつらい」と訴えが届きました。「これが2025年の仕事場?」とビックリするような話です。
万博側は「女性用トイレはあるよ」と言うけれど、どこに何個あるかは工事をする会社が決めることだから分からない、と言っています。府も「私たちの仕事じゃないから」と万博側に聞いてね、と返すだけ。結局、ちゃんとトイレが増えたのかはまだハッキリしていません。
3. オールジェンダートイレや下水の話
会場や近くの駅には「誰でも使えるトイレ」(オールジェンダートイレ)を作る計画もあります。「いろんな人を考えてて良いね」と言う人もいれば、「普通のトイレの方が安心」と心配する人も。一時期、「下水が間に合わず、昔みたいに汲み取り式トイレになるかも」という噂もありましたが、大阪府知事の吉村さんは「それはウソ。ちゃんと下水で間に合うよ」と否定しました。1日に22万人来ても大丈夫なように準備しているそうです。
結局、何が問題なの?
トイレの話から見えてくるのは、お金の使い方や現場の環境のこと。2億円トイレが高いかどうかは、もう少し詳しく教えてくれたら分かりやすいのに、と思います。工事現場で働く女性が困っているのも、万博の「未来を良くしよう」という目標に合わない気がします。誰でも使えるトイレは良いアイデアだけど、みんなが安心して使えるのかも大事ですよね。
まとめ:トイレで万博が分かる?
大阪万博のトイレ問題は、ちょっとした話題じゃなくて、万博全体の課題を表しているのかも。開催まであと少し。どうなるのか見守りたいですね。
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