心と体が重く感じた朝に
今朝は少し気持ちが沈んでいた。
5時半には目が覚めたけれど、気力がついてこなくて、7時半頃からもう一度横になり、1時間ほど眠ってしまった。こういう日は、自分でも「心が疲れてるな」と実感する。
正直、仕事探しもかなり厳しい状況で、自分ではもうどうにもならないところまで来ているような感覚がある。焦る気持ちはあっても、空回りしてばかりだ。
実は職場見学でした
もう過ぎたことだから書くけれど、今週の月曜日にあった“面接”は、実際には面接ではなく職場見学だった。
登録している派遣会社から仕事の紹介があり、仕事内容を聞いた限りでは、それほど体力を使う仕事ではなさそうだったので、「今の僕でもなんとかやれそうだ」と思い、見学に行ってみることにした。
ところが、職場を見ただけで不採用という結果になった。
現場を見てみると、僕のような50代の中年は見当たらず、若い人ばかり。しかもほとんどが女性だった。
「これはちょっと場違いかもしれないな」と感じながら、静かに様子を見ていた。
実を言うと、その職場は10年ほど前に、非正規の直接雇用で2年ほど働いていた会社だった。
そのことは事前に派遣会社にも伝えてあり、それを理解したうえで「見学できます」と言われて足を運んだかたちだ。
当時、辞めた理由は給料が非常に安かったことと、職場内でのパワハラがあまりにも酷かったこと。
先日も別の記事で書いたが、空気が重たくて息苦しいような職場だった。
10年という時間が経って、多少は雰囲気も変わっているかもしれないと少しだけ期待したが、実際にはほとんど変わっていなかった。
ネット上でもパワハラ体質で知られる会社で、今でも慢性的な人手不足。
若くて、社会経験が浅く、指示されたことを黙々とこなすような人でなければ、なかなか長くは続かない職場なんだと思う。
人生経験があり、ある程度自分の考えもある中年の男性は、最初から使いづらいと思われてしまうのかもしれない。
派遣会社との付き合い方を考える
今回のことで、派遣会社との関係についても考え直す機会になった。
派遣会社は、基本的に「派遣先に人を送り込むこと」だけを第一に考えていて、求職者と派遣先との相性までは、あまり重視していないように感じる。
今回のように、相性が合わない職場に足を運んでしまうと、こちらも無駄なエネルギーを使ってしまう。
自分が以前働いたことのある職場だったから、多少の情報は持っていたし、「もしかしたら」という淡い期待もあった。
でも、実際に見てみて、雰囲気がまったく変わっていなかったことで、気持ちの中に迷いが出てしまった。
もう今後は、紹介されたからといってすぐに応じるのではなく、自分の直感や経験をもっと大事にして判断していこうと思う。
僕はもう、ロボットのようには働けない
今回の職場見学を通じて、自分の中でひとつはっきりとしたことがある。
今の僕は、もう心も体も以前のようには動かない。
ただ指示されたことをこなすだけの“ロボット従業員”には、もう戻れないんだと思う。
そう気づかせてもらえただけでも、今回の見学には意味があったのかもしれない。
今の自分の限界や、どんな働き方がもうできないのかを再確認できた。
これからは焦らず、無理をせず、自分に合った働き方を模索していきたい。