中年が正社員の道を外れると、非正規労働者として働くことになるのだが、それも段々と限界が出てくるわけです。そうなると大体の無能な中年は、業務委託で軽貨物の仕事をするとか、何かしらで独立しようと考える。
僕も軽貨物をやろうと思ったときは、一人で自由に働けるんだろうなと思っていたが、いろいろ調べると、経費も10万円以上かかってしまうし、5分に1件くらいのペースで配達していかないと、自分の手元に来る収入もかなり少なくなってしまいます。
軽貨物はかなりハードルが高い職業です。それがわからないでやってしまうと、地獄に落ちます。軽バンのリースも、期間で契約すると思うので、たとえ軽貨物の仕事ができなくて辞めようとしても、軽バンのリースの期間が残っているので、期間が終わるまで辞められないってこともあるだろう。
佐川急便とかで、配達の仕事を長くやってきた人が、軽貨物の仕事をやるのならば、それなりに成果を出せるかもしれないが、未経験の素人が食っていけるだけの収入を、毎月稼げるかと言ったら、かなり難しい。
僕は今までなんで配達の人は、いつも走っているのかってのが、ちょっと前まではよくわからなかったが、最近はマジで時間に追われる仕事をしてるんだなってのがわかりました。そんな仕事くたびれた中年はできない。
ギグワークで軽貨物の仕事をやる人も急激に増えたが、最近はそのスタイルで軽貨物をする人が増えてるのもあって、仕事が取れなくなっているらしい。軽貨物の配送の仕事は、全体的に見て割の良い仕事ではない。
人生の道を踏み外した中年は、とりあえず派遣の仕事をしながら、個人で事業をする。逆に派遣の仕事だけやるってもの、何もスキルも身につけられず成長もできないので、それもリスクがある。やっぱり派遣の仕事+個人事業のスタイルが、無難な働き方なのかなと思う。
今の時点で個人事業は、僕は便利屋しか思いつきません。僕は個人でそういう仕事もやっていかないと、生きていくことはできない。派遣の仕事だけで50代60代を生き抜くことは不可能です。
他人の家の便所なんて、掃除をするんなんてホントは辛いのだが、こういうことをやるしかない。今日は自分の部屋の便所と風呂を掃除し、頭の中で便利屋のイメージをしながら、テキパキと作業をしてました。便器もしっかりピカピカに磨いたりした。
派遣の仕事は週5日やっちゃ駄目かもしれない。成長できないところに時間を投資してしまうってのは、今後の人生のことを考えると、あまりプラスにならない。週3日か4日が良いのかな? そして派遣の仕事以外は個人事業をしていく。
便利屋は軽貨物配送と比べると、全然利益率は高い。軽貨物は働いても働いても、経費でどんどんお金がなくなるので、マッチポンプ状態になる。月の売上が20万円じゃあ、その月は10万以下で生きていかなくてはいけない。それも国民健康保険、国民年金もそこから支払った上で、生活していく。
便利屋は数時間働けば、1万円くらいの売上はでる。経費も掃除道具くらいです。出張にかかるお金は、料金の一部に含まれます。便利屋以外になにか個人でできる事業ってあるかな?
コメント
知り合いの便利屋に話を聞くことがあったが、生活できるまで稼ぐのは難しいようです。金に余裕があるリタイア組が暇つぶしがてらボランティアみたいな価格で便利屋的なことを始めていて営業妨害になっているとか。高齢お1人様は増えているのでニーズはあるんだと思いますけど。
軽貨物やってリスクと天秤かけるより
佐川やクロネコヤマトのパート配送で週4〜5日働くほうが、リスクなしで生活できるくらいは稼げるんじゃないですかね?今、宅配業は猫の手も借りたいくらいなので雇ってくれるし、パート配送はそこまで激務でもないと思いますが