
精神を病む中高年、それはもう“当然”の流れ
中高年で精神的に病んでしまう人って、多いと思う。
でも今の僕からすれば、それは“当たり前”だと思う。
今の社会は、中高年を必要どころか「お荷物」扱いにする構造ができてしまっている。
そんな中に無理やり入り込もうとするから、ストレスがかかる。精神も削られていく。
企業が欲しいのは、若い日本人か外国人
今、会社が本当に欲しがってるのは、
・低待遇でも文句を言わずに働く若者
・それか、若い外国人
僕もいろんな場所で働いたけど、現場の主力は中国人やベトナム人ばかりだった。
去年のはじめ頃にやっていた派遣の仕事も、現場には日本人は僕ともう2人だけ。
あとは全員ベトナム人。
言葉も通じないし、仕事の進め方も違う。
理不尽な扱いも受けた。結果、精神的に参ってしまった。
その影響で、強迫神経症も悪化した。
中高年に“需要がない”という事実
中高年が社会で需要がなくなるってことは、もうどうにもならない現実。
でもそれをストレートに受け止めようとすると、さらに心身が傷ついてしまう。
50歳が、若い日本人や外国人についていくのは無理。
それを無理やり頑張ろうとすれば、壊れる。
企業の理屈はわかるけど、厳しい現実
なんだかんだ言っても、企業も命がけで経営している。
安くて動ける人材を求めるのは当然のこと。
頭も体の回転も鈍くなった中年なんて、雇うメリットがない。
むしろリスクのほうが大きい。
面接100社以上、それでも不採用
僕も、就活の面接はたぶん100社以上は受けていると思う。
でも40歳を過ぎたあたりから、派遣の仕事でさえ不採用になることが増えてきた。
そして、一昨年の3月まで2年半やっていた派遣の仕事を辞めて、
その後派遣会社とやり取りをしていたとき、こう言われた。
「年齢的に紹介できる仕事がありません」
…それが48歳のときだった。
地獄は予想してた。でも、それ以上の“気づき”があった
2年半働いていた派遣の仕事をやっていた時点で、「50歳前後は地獄になるだろうな」と予想していた。
このブログでもたしか、過去にそんなことを書いたと思う。
でも実際に50歳になってみると、「あれ? 意外と地獄じゃないかも」と思った。
というのも、今までは“ゆでガエル”状態だったってことに気づいた。
じわじわ追い込まれてるのに、それに気づかず働き続けていた。
それに気づかないまま進むほうが、むしろ危ない。
組織にいれば大丈夫? そんなの幻想だった
「会社で働いていれば、なんとでもなる」と思っていたけど、それは幻想だった。
派遣会社も、50歳を過ぎると明らかに対応が変わる。
そもそも派遣先が若い人を求めている。
だから僕の今の状況は、“なるようにしてなった”って感じが強い。
自分を責めない。ゲームの次のステージを考える
もう無理に自分を責めなくていいと思う。
責めてしまうと、心がどんどん落ち込んでしまうから。
それよりも、「この状況、どうしようかな?」と考えるほうがいい。
新しいことを考えるほうが、ゲーム感覚で少し楽しくなる。



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