ネットで攻撃してくる人たちと、どう向き合うか

ネット上の発信者が抱える「見えない攻撃」

これは僕に限った話ではないけれど、ネットで情報発信していると、必ずと言っていいほど攻撃される。フォロワーが多かろうが少なかろうが関係なく、誰でもターゲットにされる可能性がある。

僕もかつては、ネットの攻撃に対して感情をむき出しにすることが多かった。でも年を取って、多少は丸くなった。今では「まあ、そういう人もいるか」と受け流せるようになってきた。でも、みんながそうできるわけじゃない。心を病んでしまう人や、怒りを爆発させてしまう人だっている。

これは日本人の特性なのかどうかはわからないけれど、匿名になると他人に攻撃的になる人が本当に多い。それが僕にはすごく残念に思える。特定の誰かを理由なく攻撃するなんて、僕にはできない。

ネットで攻撃してくる人たちって、結局何を伝えたいのかよくわからない。ただ相手の揚げ足を取って、その一点を執拗に突いてくる。それって子どもが駄々をこねているのと大差ない。

これは勉強ができる・できないの問題じゃない。日本には、思考が幼稚な大人が多いんじゃないかと思ってしまう。現実の世界にもネットの中にも、そういう人は確かに存在する。

他人を平気で傷つける人は、間違いなく自分の感情を制御できていない。もし制御できていれば、他人に対してそんな言葉を浴びせたりしないはずだ。

そういう人たちは、いくら言葉を尽くしても通じない。攻撃しか頭にないから、話すだけ無駄。もう完全に感情で動いていて、理性が通用しない。むしろ動物のほうがマシかもしれない。優しさを見せれば、ちゃんと反応してくれる。

僕はもう、平気で他人を攻撃してくるような人からは逃げる。関わるだけ損だし、いじると手に負えなくなる。なぜか日本には、そういう「頭が湧いてる人」が多い気がする。