タイムオーバーはもう近い

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薬でごまかす毎日

数日前から続く後頭部、首、肩、背中の激痛は、バファリンを飲んだおかげで和らいでいる。しかし効き目が切れるとまた痛みだす。しかもバファリンを飲むと、決まって腹を下してしまうので、できれば飲みたくはない。

このままの生活を続けてはいけないとは思っているが、求人を見ていても心も体もついていけそうにない。安い給料で心身が疲弊する仕事をしても、結局は苦しんでそのまま死んで終わるだけだ。面白みなどない。

会社組織の同調圧力

会社というのは同調圧力がある。ひとりだけおかしな考えや行動をしていれば、よく思われない。僕は変わり者なので、平均的な社会人の枠から飛び出してしまうことが多い。ブログだって勤務先にバレれば、注意され、警戒されるだろう。

もし今から平均的な社会人の枠に入ろうとすれば、その領域の末端になるしかない。文句も言わず、言われたとおりに仕事をこなす人間が優良人材とされる。僕は文句を言ってしまうこともあるし、業務中に疑問や不満を持つことも多い。派遣社員をしてきた10年間は、特に「働いても全く将来に繋がっていない」と強く感じていた。

50歳を前に閉ざされる選択肢

50歳くらいになると派遣会社も相手にしなくなる。48歳のとき、派遣の担当に「年齢的に紹介できる仕事がない」とストレートに言われたことがある。

今派遣の仕事に応募しても、なかなか採用されない。今年一度だけ職場見学に行ったが、不採用だった。普通は職場見学までして不採用というのはなかなかないと思うが、それが現実だ。

人手不足と中高年排除

世間では人手不足と叫ばれているが、中高年はその「人手」の枠には入っていない。若者もまた、会社で働くことが馬鹿らしくなって、個人で稼ぐ人が増えている。つまり中高年は採用されず、若者は会社を離れ、会社はダブルパンチを食らっている。

給料が低いのにきつい仕事は若者もやりたくはない。しかもハラスメントが多い。間違いなくこれからは中小企業は減り、大手だけが成長する。中小企業が生き残るには誇れる技術が必要だが、日本の技術は外国に奪われ続けており、国内にはほとんど残っていない。

最近、廃棄ソーラーパネルのリサイクルに成功した会社の社長が49歳で急死した。その直後、日本政府はソーラーパネルの再利用義務化を断念した。特許はまた中国に取られるのだろうか。

行き場のない中高年

こうして日本の技術は海外に取られ、外資に買われていく。僕が子供の頃は日本製品が多く売られていたが、今はほとんど中国製品だ。間違いなく僕のような人間が働ける場所はもうない。

「警備や介護をやればいい」と言う人もいるが、その仕事がいかに大変かはわかっている。警備なんて今の暑さの中で交通整理をしていたら死ぬレベルだ。

何かしらやらないといけないのは分かっている。ただ5ちゃんねるのスレ民が「金の減りが遅い」と感じているようだが、実際は貯金などほとんどない。はした金を稼いでギリギリ生きているに過ぎない。タイムオーバーは、もうすぐそこまで来ている。

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