
団塊世代は自分らの雇用を守るために、就職氷河期世代の採用の枠を狭めた。
そして今になって団塊の世代が定年を迎え、一気に職場からいなくなった。
その結果、職場にはバブル世代や生き残った就職氷河期世代と、若い従業員だけが残り、中堅の従業員が抜けていない。
単純な話で、これを長年かけてじわりじわりとやり続けてきただけに過ぎない。
ハロワが人で溢れていた時代
僕が20代半ばにリストラ食らって、初めてハロワに行ったときは、ハロワから人が溢れていた。
ハロワの建物に入りきらないくらい求職者がいて、早朝からハロワの前で人が並んでいた状況です。
僕も並んでいた。
あの頃は、働きたくても働けない人たちが山ほどいた。
今の若い人には信じられない光景かもしれないけど、当時はそれが当たり前だった。
今の日本のしくみだと、そういう会社はもうゲームオーバー
今の日本のしくみだと、人手不足で経営が傾いている会社は、すでにゲームオーバーだろう。
今後、そういう会社を増やさないためには、僕は日本人の派遣社員の制度はやめたほうが良いと思う。
派遣社員ばかり雇っていると、後継者が作れない。
社員が一時的な人材で回る会社なんて、長く続くわけがない。
派遣制度と人手不足の関係
日本の派遣制度も、朝鮮人の竹中平蔵が日本人を奴隷化して金儲けをするために、派遣社員として働かせることができる業種の枠を広げた。
でも、それを今も続けてしまうと、結局はわざと人手不足にさせて倒産させているようなものだ。
派遣が増えれば増えるほど、社員は育たず、会社の力も弱る。
これはもう、構造的な自滅だと思う。
外国人労働者の現実
今、インド人も急ピッチで日本に入れているし、今後もアフリカ人が入ってくる。
だけど、言葉すら通じない外国人を企業はどうやって指導して働かせるのか、正直疑問です。
テレビで報道されている、日本で働く外国人労働者の話はかなり作られている。
現実はそんな綺麗なもんじゃない。
裏ではいろんな問題が山ほどある。
外国人と働く現場のしんどさ
おそらく万年求人を出し続けている会社ってのは、人手不足が続いてしまっている会社で、そういう会社で働こうとすると、外国人と一緒に働くポジションに僕が入るんだろう。
外国人が先輩や上司だと、かなり辛い。
去年それを味わった。
外国語がわからないと嫌な顔もされるし、疎外感もすごい。
もう日本は末期だと思う
さんざん僕は「日本は狂っている」と書いてきたが、今はそれを通り越して末期だなと感じる。
もう、誰かが助けてくれる時代じゃない。
自分のケツは自分で拭けるような人間になれれば、会社に頼らなくても良くなる。
でも、それが難しいんだよな。



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