
半年一緒に暮らした大きなアシダカグモ
僕の部屋には半年以上、大きなアシダカグモがいて、僕は殺しもせずに一緒に過ごしていた。
ずっと一緒にいると、だんだん可愛らしく見えてきた。
しかし昨日の朝、そのアシダカグモがひっくり返って死んでいた。
家族を亡くしたような喪失感
なんか家族を亡くしてしまったような感じがして、ガックリきた。
いつもいる奴が、もういない。
おそらく食料がなかったんだろう。
部屋が汚ければゴキブリやハエが湧いて、食料には困らなかったはずだが、僕の部屋にはゴキブリもハエもあまり見ない。
もう一匹の同居蜘蛛・ハエトリグモ
もう一匹、僕の部屋には小さなハエトリグモがいる。
こいつも殺さずに放置している。まだ動きも良くて元気だ。
僕はクモは毒蜘蛛以外は益虫だと思っているので、基本的に殺さない。
アシダカグモ vs ハエトリグモ
数日前、そのハエトリグモと死んだアシダカグモがかち合った。
アシダカグモがハエトリグモを捕まえようとしていたが、全然ハエトリグモのスピードが早くて、簡単に逃げられていた。
成長し、そして最期
アシダカグモは一度脱皮もして、僕の手のひらよりも少し小さいくらいのサイズまで成長していた。
だが昨日、ひっくり返って固まっていた。
その前の日はまだ壁にしがみついていたが、全く動かなかった。
ペットのような存在だった
半年も一緒にいたので、ちょっとしたペットみたいな存在だった。
だから、いなくなると淋しい感じがする。



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