
昨夜の地震に気づかなかった理由
昨夜、どうやらそこそこの規模の地震があったらしい。しかし僕自身はまったく気づかなかった。というのも、ちょうどトイレで用を足している最中で、自分の動きに意識が向いていたせいか、揺れを感じなかったのだ。
ただ、周囲を見渡すと照明や洗濯物が大きく揺れていて、そこでようやく「あ、地震だったんだ」と理解した。
地震慣れという感覚
東日本大震災を経験してからというもの、多少の揺れでは驚かなくなってしまった。津波さえ来なければ大丈夫だろう…そんな感覚が染みついてしまっている。
日本の建物は比較的丈夫なので、よほど老朽化していない限り倒壊する可能性は低い。そうした安心感もあり、地震そのものへの恐怖心は以前より薄れている気がする。
津波への備えと地形の心配
とはいえ、僕が住んでいる地域も絶対に安心というわけではない。大きな津波が発生した場合、ここまで到達する可能性もゼロではない。特に近くに川があるため、津波が川を逆流してくるリスクも考えられる。
実際、東日本大震災のときも、同じ市内の海沿い地域は津波の被害を受けている。僕は当時、成田周辺に住み、佐倉市の小さな工場で働いていたのだが、そこで震度6弱の揺れに遭遇した。あの時は本当に歩くのもやっとで、揺れの大きさを実感した。
求職活動と「海の近く」の職場
最近、求人を色々と調べているものの、海に近い職場にはあまり行きたくないと思っている。理由は単純で、もし大きな津波が来たときに逃げ場がないからだ。
千葉県の太平洋側は、海沿いの地域が真っ平らで遮るものが少ない。僕の住むアパート付近まで来ないと丘がなく、高台へ逃げるための選択肢が乏しい。そのため、就職先を選ぶ際も地形を気にするようになっている。
まとめ
夜中の地震に気づかなかったという些細な出来事から、あらためて災害への意識や、住む場所・働く場所の安全性について考えさせられた。慣れや油断は危険だが、不安を過剰に持ちすぎても生活しづらい。
自分にとっての「安心できる距離感」を探りながら、災害と向き合っていきたい。


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