
無職でブログを書いていると見えてくるもの
無職でネット上でこうしてブログを書いていると、なぜか罵声を浴びせられることがある。別に誰かを攻撃しているわけでもなく、ただ自分の考えや日常を綴っているだけなのに、不思議なものだ。
そこでいつも思うのが、なぜ日本人はこんなにも他人と張り合い、マウントを取ろうとするのだろうか、ということだ。僕自身は最初から「自分は負けている側だ」と認めている。それでも、それが気に入らない人が一定数いるらしい。
安定している人ほど怒っている不思議
本来なら、無職で行き詰まっている僕のほうが、頭に血が上っていてもおかしくない立場だと思う。しかし現実には、きちんと働き、平凡で安定した毎日を送っているはずの人たちが、やけにカッカしながら煽ってくる。
「自分は仕事をしていて安定している。それで十分じゃないのか?」と、僕などは思ってしまうのだが、そのあたりの心理はいまだによく分からない。安心しているはずの立場から、なぜそこまで他人に攻撃的になれるのか、疑問は尽きない。
派遣現場で感じたマウントの空気
派遣の仕事をしていた頃を振り返っても、やはりそこには派遣社員同士のマウントの取り合いがあった。立場としては皆似たようなものなのに、なぜか序列を作りたがる。
僕は口が弱いほうなので、そういう場面ではすぐに引いてしまう。小心者だし、口答えもできない。結果として、余計に生きづらさを感じることになる。
正直、どんぐりの背比べみたいなことをして何になるのだろうと、ずっと思っていた。無駄なストレスを自分で作っているだけではないか、と。末端のポジションで働くと、ほぼ確実にそういう空気が発生するのが、何より辛かった。
苦しさをどう受け止めるか
今の僕は無職だが、実はそこまで苦しんでいる状況をブログには書いていない。年齢を重ねると、人生には山も谷もあり、苦しい時期も含めて人生の面白みだと受け入れられるようになる。
若い頃は違った。苦しいときには感情を抑えきれず、荒れてしまうこともあったと思う。ただ、波乱万丈な経験がなければ、気づけないことが必ずある。ずっと同じ状態が続いていると、気づきを得るきっかけも生まれにくい。
無職でも止まってはいない
とりあえず、いつかはアルバイトを探すつもりだ。今は無職だが、毎日何かしら試行錯誤はしている。完全に止まっているわけではない。
日本の今の状況を見ていると、やはり備えは必要だと感じる。将来がはっきり見えない時代だからこそ、考え、動き、悩む時間も無駄ではないはずだ。
無職でいる今だからこそ見える景色や、人間の妙な一面。それを記録していくのも、ブログを続ける理由のひとつなのかもしれない。



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