
ネットを見ていると、未成年のいじめの問題がよく話題になります。
もちろん深刻な問題ですが、正直なところ「今さら感」もあります。なぜなら、いじめは子供だけのものではなく、日本では大人になっても形を変えて続くからです。
実際、僕自身も幼稚園の頃からかなりいじめられてきました。
そして残念なことに、今でもネット上でいじめられていますよ(笑)。
振り返って考えてみると、子供の頃にいじめで負けた人間は、大人になってからも社会で負けやすい。これはきれいごとではなく、現実として感じています。
陰湿ないじめは日本人の真骨頂
日本のいじめの特徴は、とにかく陰湿なところです。
子供の頃は分かりやすい形でも、大人になるとそれはさらりと、そして巧妙になります。
・無視する
・陰で評価を下げる
・仕事を回さない
・責任を押し付ける
表面上は何も起きていないように見えて、人を静かに追い詰める。
これが日本的ないじめです。
会社が人手不足になる理由の多くは人間関係です。
そしてだいたい、職場を去るのはいじめられる側で、いじめる側は残る。
職場で長年居座っているクセのある人を見ると、「ああ、そういうことか」と思うことがあります。
いじめを受け流せるようになるのは中年になってから
社会人になっても、いじめで心も体も参ってしまうことは普通にあります。
若いうちは、いじめを受け流すことなんて簡単にできません。
僕自身、いじめを受け流せるようになったのは、中年になってからです。
それまでは、傷つき、悩み、消耗してきました。
ただ現実として、いじめを跳ね返す力がないと、社会では勝ち残れない。
冷たい話ですが、これが今の社会です。
動物を飼うと、人は優しくなれる
最近は、犬を飼っている人をあまり見かけなくなりました。
でも、動物を飼うと人は変わります。
動物を飼っている人なら分かると思いますが、
「気持ちが通じ合っている」と感じる瞬間があります。
動物に優しく接すれば、動物もそれに応える。
乱暴に接すれば、ちゃんと距離を取られる。
この感覚を知っているかどうかで、人に対する接し方は大きく変わります。
親や学校の先生の教育だけでは、どうしても暴力的な人間は生まれてしまう。
動物との関わりは、相手の気持ちを想像する力を自然に育ててくれます。
今の日本人に足りないのは「愛」
感情だけで動き、他人を攻撃する。
相手の痛みを想像できない。
そういう人が増えている背景には、愛の不足があると僕は思っています。
動物に優しくすれば、動物もそれに応える。
この当たり前の経験がないまま大人になると、感情で動くだけの生き物になってしまう。
いじめの問題は、制度やルールだけでは解決しません。
本当に必要なのは、相手の存在を尊重する感覚です。
今の日本社会に足りないもの。
それは間違いなく「愛」だと、僕は思います。


