
税金の使い道が見えない国で、なぜ人は従い続けるのか
「租税支出透明性指数」という指標があるらしい。
税金がどのように使われているのか、どれだけ国民に説明されているのかを数値化したものだ。
その指数で、日本は104カ国中94位。
位置しているのは、いわゆる独裁国家と同じレベルだという。
要するに日本は、
国民から税金は取るが、何に使っているのかはあまり公表しない国
という評価を受けている。
この話を聞いて驚くだろうか。
正直なところ、僕はそれほど驚かなかった。
増税には従う国民、説明は求めない国
今の日本は増税ばかりだ。
社会保険料まで含めれば、年収の半分近くを国に持っていかれる人も珍しくない。
それでも国民は、なんとなく従っている。
ネット上では、
「税金を払うのは国民の義務だ」
と、説教されることもある。
誤解のないように言っておくと、僕は税金を滞納していない。
請求されている分は、きちんと払っている。
それでも、こう思ってしまう。
ここまで説明のないまま金を取られ続ける状況を、当たり前だと思っている空気の方が怖い。
洗脳はおとぎ話ではない
洗脳という言葉を出すと、
カルト宗教や独裁国家の話だと思う人が多い。
だが、日本はもっと静かで、もっと巧妙だ。
子供の頃から、
・空気を読め
・疑問を持つな
・みんなと同じでいろ
そういう価値観を叩き込まれる。
社会人になってもそれは続く。
会社のため、組織のため、国のため。
疑問を持たないことが「大人」だと刷り込まれる。
これは立派な洗脳だと僕は思う。
洗脳が解けた後に見える世界
洗脳が解けると、安心ではなく恐怖がやってくる。
なぜ誰も疑問を持たないのか。
なぜこれほど不透明でも怒らないのか。
なぜ「仕方ない」で済ませるのか。
周りを見ると、人々がゾンビのように見えてくる。
考えず、疑わず、全力疾走で地獄に向かって走っているゾンビだ。
僕がブログで「世の中は狂っている」と連呼しているのは、
どう見ても狂っているとしか見えないからだ。
どの角度から見ても、
狂っていないという説明ができない。
その結果、今は手も足も出せなくなっている。
ゾンビ企業と補助金国家
中小企業も同じような状態だ。
借金だらけのゾンビ企業が大量に存在し、
国の補助金が出るなら何でもやる。
コロナの補助金、
次は外国人労働者受け入れの補助金。
だが、補助金をもらうこと自体が目的になっている時点で、
何も解決していない。
延命しているだけだ。
さり気なく独裁国家という現実
一生懸命働く。
そして稼いだ金の半分近くを国に持っていかれる。
それが何に使われているのか分からない。
誰のためなのかも分からない。
効果があるのかも分からない。
それでも「義務だから」で済ませる社会。
日本は露骨な独裁ではない。
だが、説明なき徴収と、思考停止した従属がある。
だから日本は、
さり気なく独裁国家なのだと僕は思う。
流されないという選択
怖いのは、
この世の中にもう一度どっぷり乗っかってしまうことだ。
考えるのをやめ、
疑問を捨て、
また一緒に流されていくこと。
それが一番、気が進まない。
何もできなくてもいい。
せめて「おかしい」と感じる感覚だけは手放したくない。
それを失ったら、
本当にゾンビになってしまう気がするからだ。


