
昨夜も寒かったので、ジャンパーを着たまま布団に入り、さらに布団を何枚も重ねて寝ていた。
それでも夜明けが近づくにつれて、室温はじわじわと下がっていき、寝ている間に何度も「このままでは凍え死ぬのではないか」と本気で思う瞬間があった。
夜明け前が一番きつい
寒さのピークは、だいたい夜明け前だ。
外が白み始める頃になると、部屋の空気が一段階冷たくなり、布団の中にいても逃げ場がなくなる。
体の芯から冷えてきて、目は閉じているのに意識だけがはっきりしてくる。
「寒い」というより、「命が削られていく感覚」に近い。
夏の暑さより、冬の寒さ
よく「暑いのと寒いの、どっちがマシか」と聞かれるが、僕にとっては答えは明確だ。
圧倒的に寒さのほうが危険だ。
夏の暑さは、我慢しようと思えばまだ我慢できる。
汗は出るし不快だが、「死ぬかもしれない」という感覚まではいかない。
しかし寒さは違う。
油断すると一気に体力を奪われ、悪寒が走り、体がガクガクと震え出す。
あれは完全に生存本能が警報を鳴らしている状態だ。
昔は大丈夫だった寒さ
若い頃は、寒い場所での仕事もそれなりにこなせていた。
「寒いなあ」と思いながらも、体は動いていたし、気合いでなんとかなっていた。
しかし今は違う。
同じ環境でも、体がまったくついてこない。
「無理なものは無理だ」と、はっきり自覚するようになった。
凍えそうになってエアコンを入れる夜
寝ている間に限界を感じると、慌ててエアコンを入れる。
布団から出る一瞬が地獄だが、それでもスイッチを押さないと本当に危ない。
ただ、ここにも罠がある。
外が冷え込みすぎると、室外機の吸気口に霜がつき、霜取り運転に切り替わる。
その間、エアコンからは冷たい風が出てくる。
あれは本当につらい。
「助けてほしくて呼んだのに、逆にとどめを刺しにきた」ような気分になる。
外気と同じ温度の職場は無理
外気とほぼ同じ気温の場所で働くのは、今の僕には厳しすぎる。
体が冷えると、集中力どころではなくなる。
暑さは対策次第でどうにかなるが、寒さはどうにもならない場面が多い。
特に長時間じっとしている作業では、寒さが直接ダメージになってくる。
母ちゃんと比べてわかった異常な寒がり
実家に住んでいた頃、母ちゃんと自分を比べて、初めて「自分は相当な寒がりなんだ」と実感した。
母ちゃんは普通にしているのに、僕は常に寒い。
母ちゃんの手を握ると、ほんのり温かい。
それに対して、僕の手は冷え切っている。
同じ家、同じ環境なのに、ここまで違うのかと驚いた。
寒さは甘く見ないほうがいい
「寒いくらい大したことない」と思う人も多いかもしれない。
しかし、寒さに弱い人間にとっては、本当に命に関わる問題だ。
僕にとって冬は、耐える季節ではなく、生き延びる季節だ。
これからも寒さ対策だけは、過剰なくらいでちょうどいいと思っている。


