翌々考えてみると、僕はいろんなことが味わえる人生を送れて幸せなのかもしれない。苦労も、時が過ぎると思い出になったりします。
人の一生なんて限りがあるし、10年も20年も同じことをしていたら、他の世界が味わえない。馬鹿は馬鹿なりに悩んで行動しているうちに、いろんな会社や人と出会えたり、どうやったら生きていけるのかと考える機会ができる。
もし僕が高校卒業後、ずっと同じ会社にいたら、逆につまらない人生になっていたかもしれない。おそらくブログもやっていなかったと思う。ブログを始めたのは、長年働いた会社を辞め、有給休暇が40日くらい残っていたので、それを消化しているときでした。
34歳の6月あたりにYahooブログで「青空と現実」を始めました。今から15年前のことです。何気なく日記ブログでもやってみようと思った。最初の頃は、1日5人もブログに来ませんでした。
ブログを始めると、働くことよりもブログに意識が向くようになりました。そのため、ブログを始めてからは仕事が長続きしなくなりました。しかし、心に遊び心が、ブログをやることで備わりました。ブログをやっていなかった頃は、仕事が全てだと思っていました。
ブログをやることで、人生を楽しくしようと考えるようになりました。結局、苦しい人生にしかなりませんでしたが、ただ仕事だけの人生もつまらないなと感じるようになりました。僕は意外と、このふざけた人生で良かったのかもしれません。
一度の人生の中で、いろんなことを体験したり、見たりすることができる。それって、充実しているんじゃないかなと思います。10年も20年も同じことを嫌々繰り返すのではなく、苦しみや感情でいろいろ動いてみることで、多くの思い出ができます。
本当に苦しいことも、時間が経つと思い出になります。あんな事もあったな〜とか、記憶に残ります。社会人になって思い返すと、ものすごい人数の人と出会ってきました。そういうことも思い出として残っています。
案外僕の人生は良かったのかなと感じます。一生の間に、いろんなものを神は見せてくれている。