50代スキルなし男性の現実:人手不足でも選ばれない理由と企業の冷たい視線

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世の中では「人手不足」と言われているけど、50歳のスキルのない男には需要がないんだよね。企業が求めているのは、若くて低賃金でも一生懸命働き、パワハラされても忠誠を誓ってくれる人材だ。

僕もいろんな会社で働いてきたけど、マウントを取ったりパワハラをしてくる人はかなり多い。派遣社員を格下の人材だと見なす人が多いのも事実だ。できた人はそういう部分を表に出さないけど、そうじゃない人は感情をぶつけてくる。

それも日本の教育の影響かもしれない。学校では勉強の成績で人間が評価されるから、勉強ができない人はバカにされることが多い。中学校以降は、テストの順位もわかるようになるしね。

学校で他人と競争させられてきたから、社会人になってもどうしても他人と潰し合いをしてしまう。僕の年代は今、管理職になっている人が多いけど、この年代は人口が多いので、競争も激しかった。

今の管理職はその競争を勝ち抜いてきた人たちだから、下の者に対して、自分がきつい思いをしてきた分、圧力をかけてしまうんだと思う。僕の上の世代はパワハラが当たり前の時代で、僕の世代はその世代に痛めつけられながら働いてきた。

企業が求めるのは、低賃金で働いて、若くて仕事ができ、上司に服従する人材だろう。僕はそのうち2つに当てはまらないから、社会で居場所がない。特に上司に服従することが、今の僕にはできない。低賃金で働くことだけはできると思う。

要するに、いま人手不足になっている会社は、若い奴隷が欲しいだけだ。そういう会社はもう、外国人を使えばいいんじゃないかと思う。派遣会社の中には外国人を扱っているところも出てきている。それが合法かどうかはわからないけどね。

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