50代の再就職の現実とこれからの働き方

シェアする

去年の後半あたりは、精神が病んでいたせいもあって体調も悪かった。そして起きていられなくて、朝方に二度寝をしたり、日中に昼寝をすることが非常に多かった。12月くらいになってからは、日中に寝るということはなくなった。

今も朝には抗うつ剤、夜には睡眠薬を飲んでいる状態だが、日中起きていられない状況にはなっていない。去年の後半は、頭が割れるような頭痛もずっとしていた。今はその頭痛は多少ある時もあるが、去年ほどではない。

本当に去年の8月に2日間だけやった派遣の仕事を経験して、「これはダメだ」と感じて精神的には絶望的になった。それ以降は仕事探しをする気も起きなくなった。50歳で新しい職場で新しい仕事をすることは、心身面でかなり無理ゲーだと思う。

若い社員の下で働くことになるのだが、体力的に全然ついていかないし、人間関係で精神的に病んでしまう。雇っている側の現場の従業員としては、「なんでこんな仕事ができないおっさんを雇ったんだよ」と思うだろう。

人生100年時代とか言われているが、実際はどんな優秀な人間でも、50歳を超えてくると会社のお荷物になってくる。部長以下の社員というのは給料が減っていくし、場合によっては早期退職やリストラになる。僕の親父も48歳で長年働いていた会社にリストラされた。それ以降、精神的に調子が出ない時が多かった。

今の時代も人手不足と騒いでいる会社は多いが、50代の人間なんて相手にしない。求めているのは、仕事が未経験でも若い人材だ。50代なんて生産性が低いし、残り働ける時間も少ない。雇ってもあまり理にかなわないだろう。

僕がこれから仕事を探すうえで、50代はミドル世代には入らないだろう。おそらくシニア世代に片足を突っ込んでいる感じになると思う。なので、求人を見ていて「ミドル世代活躍中」とか書いてある求人に応募しても、可能性は低い。

次の仕事は、それほど給料の金額は気にしていない。その仕事一本で生きていこうとも思っていない。逆に一つの仕事に依存してしまう方が危ない。給料が安くても、シニアでもできる仕事を探そうと思う。

シェアする