10年前の苦難と今の現実

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ちょうど10年前の今頃は、前に住んでいたアパートを退去し、実家に戻った時期になります。10年前の12月まで、アパートの契約をしていました。成田市の隣の富里市という場所にあるアパートに住んでいました。

おんぼろアパートなのですが、今住んでいるアパートの家賃よりも7,000円近く高くて、エアコンもついておらず、夏はクソ暑く、冬は流しの水が溜まっている部分が凍りつくほど寒かったです。風呂もバランス釜で便所も簡易水洗トイレ。風呂もトイレも何度も故障して使えなくなり、大変でした。流しの蛇口が突然吹き飛んで水が噴水のように出てしまったこともありました。僕の部屋から外に滝のように水が流れ出るという状況になりました。

そのアパートには15年くらい住んでいました。僕がそのアパートを借りたときは、成田の会社に勤めていて、24時間体制で時間外労働も月100時間はあったので、実家からの通勤がきつくて、その会社の近くにアパートを借りました。

2008/08/02 12:33

パソコンの中にあった、僕が34歳の頃の写真です。今から16年くらい前になります。この時期はその成田の会社を辞めて、次の仕事が決まって働き出した頃だと思います。しかしその会社は1か月で辞めました。かなりのブラック企業だったので。

まあ、その前に働いていた成田の会社もブラック企業だったのですが、僕はそこで10年くらいいたので、それなりに好きなようにできていたので、居心地は悪くなかったです。だから10年続けられた。その成田の会社の前に働いていた会社は、経営悪化でリストラされて辞めました。6年くらい働いたと思う。

34歳からブラック会社巡りをしてしまい、38歳で派遣社員という働き方を始め、だんだんと貯蓄がなくなっていって、40歳で実家に戻ることになりました。しかし親父との関係がうまくいかず、また一人暮らしをすることになり、今に至ります。

正直40歳の頃の僕より、今の僕のほうがピンチですよ。その頃の貯蓄より今のほうが少ないし、何よりも年を取ってしまったので、体力も気力もありません。そして社会的にもう受け入れてくれる場所がない。

しかし今の僕はそんなに焦っているわけでもない。「どうにかなるっしょ」としか思っていません。世の中も世の中だし、闇雲に焦って行動することに意味を感じていません。30代の頃は、無職になってしまったからどうしようと、滅茶苦茶焦りました。

僕は今となっては、ダメブログ界の陰謀論者になってしまいましたが、物事を先読みするクセがあります。一般的にはそれは結構バカにされる行為だったりします。この会社はダメだと思ったら、すぐにバックレるしね。

ただ、先が見えない働き方は、人生をドブに捨ててるようなものなんですよ。働くからには自分自身が目的を持っていないと、働いている意味がない。毎日が辛くて、精神病になったり自殺してしまいそうになる働き方なんて言語道断です。

まあ、今の僕はまだ今後どうやって生きていこうか答えは見つけられていないけど、それなりには考えていますよ。

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