今日、手術を終えた母ちゃんから電話がかかってきた。手術は成功して、気持ちも少し明るくなっていた。やっぱり手術が怖くて、手術前は弱気になっていたのだろう。少し元気を取り戻してくれてホッとしている。
そして僕に、今後病院のリハビリセンターにしばらくいるか、退院して実家に戻り、近くの医者に通院してリハビリをするか、僕の意見を聞いてきた。母ちゃん自身もどうしようか迷っていました。
僕はしばらくリハビリセンターにいて、少しリハビリをしてから退院したほうが良いと答えた。なぜなら実家に帰っても、親父がいるのでじっくりとリハビリも集中してやることができない。それなら1週間くらいリハビリセンターで、リハビリをしながら休養を取ったほうが良いと思った。すぐに実家に戻っても大変です。
1週間もリハビリセンターでリハビリをすれば、自分の体の状態も把握できるし、多少回復もしていくだろう。リハビリセンターでちょっとリハビリをすれば、骨折の状態もかなり回復するし、それ以降近くの医者にちょこっと通ってれば完治するだろう。
僕も過去に機械に腕食われて骨折をしたが、リハビリなんてなかった。片腕が使えなかったがすぐに会社に出勤しました。片手で運転して会社に通っていた。そしてその会社を辞めて、腕が治らないうちに、派遣の倉庫の仕事に転職した。
その仕事が人生初の派遣の仕事だった。手首も曲がらない状態で、重量物もあるような荷物を運んだりしていたが、それが良いリハビリになって、その仕事で腕が完全に動くようになった。母ちゃんも歳いってるとはいえ、骨折なんてそんなものです。数ヶ月もすれば、骨折したことも忘れてるくらいになってるだろう。
骨折した時は、安静にしてるよりも動かしていかないと固まっちゃうので、骨がくっつきだしたら無理してでも動かした方がいい。僕も医者に言われたことは、骨が折れてもいいから動かすように言われてて、手首も指も固まってたので、手首や指を折る勢いで、逆の手を使ってひん曲げていた。
母ちゃんはかなり手術が怖かったんだろう。母ちゃんは手術は初めてではないんだけどね〜。数年前に大腸癌で大腸を切除する手術をしてて、その時はケロッとしていたのだが、今回の手術はかなりビビってた。大腸癌の手術のほうが全然怖いはずなんだけどね。
母ちゃんはもうしばらく元気でいられると思う。ちょっと安心した。