なぜ人手不足が解消できないのか?従来の働き方が生産性を阻む理由

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人手不足の会社が増えているが、「人手不足」と言っているだけで、何もできなくなっている会社は自業自得だし、アホだと思う。人口が減って労働者が不足しているのが分かっているくせに、求人を出しまくって人が来ないと嘆いているだけ。

こういうときこそ、AIや業務の自動化を取り入れるべきだと思う。少なくともパソコン上の事務的な作業は、今はAIに切り替えることができる。パソコン上で動くツールなので、それほど大きなコストはかからない。24時間休まず、正確に作業をこなすので、事務員を現場の作業員に回すことも可能だろう。

それくらいのことができなければ、人員不足は解消する方向に進めない。現場の作業だって、いくらでも自動化できる部分がある。僕も8月に2日間だけ働いた派遣の仕事で驚いたのが、今の時代でもこんなことを手作業でやっているのかという部分があった。仕事のやり方が、昭和のまんまなのだ。

昭和の労働者は僕の親の世代で第一次ベビーブーム世代なので、昭和のやり方でも業務をこなせていたが、今は人口がものすごく減っている。だから自動化できる部分は無理にでも自動化しないと、業務が回らなくなる。自動化ができなければ、人手不足の影響で業務がきつくなり、さらに人が辞めていく。

僕も今、ブログとXをやっているが、ブログに関しては記事の文章の校正をAIにやってもらっている。Xに関しては自動ツールを取り入れている。今のXの投稿ペースで手動でやっていたら、僕が50人いて24時間作業し続けてもできない。ツールを使うことで、その作業を完全自動化できる。

日本の会社は昔からのやり方を続けるのが正しいという考えがあって、新しいことをなかなか受け入れない。要は口ばかりで改善がないのだ。だから若い人も入社しても辞める人が多い。僕らの世代の連中は、若い人に指導はできないが、パワハラは一丁前にやらかす。

日本人は現状、政府による日本人潰しが進行しており、働いていても精神的に追い詰められている人が多い。仕事がきつい割には手取りの給料が上がらない。そんな毎日を送っていたら、心の器も小さくなり、感情の沸点も低くなって、すぐに他人に当たりたくなるだろう。

僕もいろんな会社を見ているが、指導とパワハラの区別がつかなくなっている人はかなり多い。僕はそういう人と出くわしたときは、「またこのタイプの人間か」と見るだけだが、若い人は人生経験が少ないので、そういう人と出くわすとそのことだけで頭がいっぱいになって悩み込んでしまう。ひどいときには自殺に追い込まれる人もいる。

人手不足と喚いているだけの会社は、もう倒産の道しかない。改善策を見つけようとしないので、倒産して当たり前だ。労働人口は今後増えることはないのだから。

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