地獄の高校時代から始まった表現の旅:僕と漫画、そしてブログ

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1992/01/27 21:01

僕は高校生の頃、漫画家になりたくて漫画を書きまくっていた。社会人になって何年かも書いていた。その頃書いていた漫画が上の画像です。今、パソコンのフォルダの中を見ていたら見つけたので、記事にしようと思った。

僕は高校3年間はほんとに地獄で、全く周囲の人とはコミュニケーションが取れないし、自己嫌悪にも陥っていて、50歳の無職の今の僕の状況よりも、遥かに精神が参っていた。人間崩壊寸前でした。その頃の世の中は物凄く怖いものに感じた。今は世の中はそんなもんだろ、って見方しかできないけどね。

高校時代、そんな状況下の中で、心のなかでは自分が表現できる場所を見つけたがっていた。それが漫画でした。最初は『北斗の拳』のようなムキムキの漫画を書いていたが、やっぱり個性が欲しいなと思って、キャラがデフォルメされて、上のようなキャラが出来上がった。

今でも鉛筆なら5分以内でこの程度の絵は描けますが、ペンタブなんか使うと1時間位かかりそう。ペンタブはあまり使ったことがない。社会人になって暫く経つと、漫画を書いている時間がなくなってきて、書かなくなりました。

ただ、何か作品のようなものを作りたいなという衝動に駆られ、次はDTMでゲーム音楽を作ることをやり始めた。そんなには上達しなかったが、ネットにアップはしていた。そのうちDTMもやめてしまい、また自分を表現できる場所がほしいと思い、ブログをやり始めた。

僕にはブログが結構合っていて、15年半続け今に至る。僕は内気が故に、なにか自分をアピールできる場所が欲しかった。アピールできる場所がないと、遊び心も湧いてこない。遊び心がないと、心に余裕が作れない。頭がカチカチになると、物事をまっすぐにしか見れなくなる。僕はまっすぐだけではなく、たまに寄り道したい人間です。ちょっと寄り道はしすぎているけどね。

ただ、寄り道をしていないと、人生面白くない。一直線で人生が終わってしまうのは悔いが残る。苦も避けるばかりではなく、人生経験としてしゃぶり尽くすのもありかなと思う。

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